心のケアの話し。

心のケアの話し

2014年に離婚をした。当時高校生、中学生、小学生の子供が3人。
親権の話しはさておき、別々の住まいになるということは、どちらに住むかを子供達にも決めて貰わなければいけない。
長女と長男はもうだいぶ大きく、自分で親権者を選べる年齢でだったこともあり、立地的にも生活的にも私の家にいた方が都合が良いということで、私の家に住むことになった。

さて末っ子は小学校3年生。
まだ小さいといえば小さいし、自分で考えられる年といえばそういう年。

どちらに住むか、という、選択をしてもらわなければいけない。
私の場合は、元夫は子供たちと仲が良く、私とは❌だったが、子供たちには良いお父さんだったし、どちらかというと末っ子はパパっ子だった。

酷ではあるが、住まいが別々になる以上は、どちらに住むかは決めなけれならない。
息子に事情を説明すると

「半分ずつ住む」

と、言った。
週の半分、月、火、木、金はママの家、水、土、日はパパの家に行く。と。
(当時私が土日出勤の仕事だった)

転校は避けたかったため、学区の変わらない家を見つけていたので、元夫の家も私の家からは徒歩圏内。サポートすれば物理的には出来ないことはないが、本当に大丈夫だろうか?不安しかなかった。

でも、本人の意思は固かった。

父親の家に行くことに関しては、私の場合は、子育てはちゃんとやれる人だと思っていたので、そこは心配はないと思ったが、今までずっと一緒に暮らしてきた子供が、自分の元から週の半分いなくなり、自分でお世話や教育など子育てが出来なくなる方が不安だった。

だが、それ以上に、本人の方が、「家族の形」を両親の都合によって奪われるのだし、私も耐えなければ、と、決心をした。両親の都合で迷惑をかけるのだから、彼の意志を尊重しようと思った。

小学3年生からの二重生活が始まった。

実際に始まった二重生活のサポートは、想像以上に大変だった。
本人が移動するだけでは済まない。
特に教材、教科書。授業によってランドセルに入れていく荷物が違う。
体育着、プール道具、習字道具、家庭科の道具など、大変だった。

担任の先生には事情を説明し、教科書を学校に置けるように配慮してもらったりと助けてもらった。

そういった物理的なものも大変だったが、こんな二重生活をして人格形成に支障は出ないだろうか?という不安、「子供にこんな二重生活をさせてしまった」という罪悪感とで押し潰されそうになった。この頃はいろんなことが不安でよく泣いていた。

ある時、末っ子のお母さんグループLINEで、「宿題やってないし、朝からガミガミ怒鳴ってさー!」「ほんとわかる!」なんていう他愛もない会話に、ガミガミ言える幸せを知り、号泣して

このままでは壊れるな、と思っていた時に、学校からの「スクールカウンセラー」の手紙を手にする。保護者の悩みも聞いてくれるということで、予約して行ってみることにした。

私の悩み相談は、子供にこんな生活をさせて、将来支障が出ないか、子供の生活の為に私は子供を父親の家に住ませた方がいいのだろうか?、ということ。

子供の様子を聞かれた。
末っ子は、「家が2ヶ所あるよ!」なんて、友達をたくさん呼んで遊んでいたり、「学校でも問題なく普通に楽しく過ごしていますよ」、と先生が気にかけて連絡してくださったりしていたので、私が危惧するような精神的不安定などは、今のところ見受けられない、と伝えた。話すだけで涙がポロポロと止まらなかった。

すると、スクールカウンセラーの先生は


「お母さん、離婚した以上は、将来に支障は、正直あります。でも、支障があったときに、お母さんや周りが支えてあげられる状況を作っておいてあげることが大切なんです」

「お母さんは、子供のために、と言いますが、自分の幸せを考えていいんですよ。お子さんと一緒にいていいんですよ」

「例えば父親だけ、とか母親だけ、でなく、たくさんの人に愛された方が、お子さんは幸せですよ」

と、おっしゃってくださった。
心が救われた。

スクールカウンセラーには数回通わせてもらったが、本当に良い制度。

末っ子の二重生活は今に至る。
小さい頃のサポートは送迎も含め本当に大変だったが、今は高校生になり、私はもうノータッチだ。

このサイトを立ち上げたのは、離婚を応援するとか、離婚を推奨するではなく、そういった道を選ぶことになった人の、相談に乗ってあげられるような場所を作りたかったから。

2年前、セルフカウンセリングのために、民間資格「メンタル心理カウンセラー」「上級心理カウンセラー」の資格をとった。

スクールカウンセラーの言葉に私が救われたようなほどのことはできないかもしれないが、これから1人で頑張って行こう!と思っている方の励みになるようなサイトになっていければいいな。

お母さんが元気でいないと
子供たちも心配しちゃうから、ね。

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